館長ブログ

狭山市立博物館 館長 尾澤 栄一
狭山市立博物館は、県営狭山稲荷山公園に隣接する場所に、1991年(平成3年)に開館しました。当館は、「入間川と入間路-その自然と風土-」を基本テーマとして、原始時代から現代までの狭山の歩みをタイムトンネルのように展示し、市民の皆様に郷土狭山をより理解していただくことを目的とした総合博物館です。2015年(平成27年)指定管理制度を導入し、企画展や教育普及事業を行っています。企画展では、狭山市地域にゆかりのある内容や幅広い年齢層が楽しく学べる内容で、年4回開催をしています。教育普及では、企画展に関連した講座の他に歴史や芸術などの講演会や体験講座等、また出前講座も積極的に行っています。またこの館長ブログは、企画展や各事業、郷土の歴史や文化についての紹介、博物館について日頃感じていることなどを独自の視点で発信していきます。このブログを通して当館にお越しいただけるきっかけとなれば幸いです。
さて21世紀も四半世紀を過ぎようとしている今、急激な人口減少、少子高齢化の波は博物館にも大きく影響をしてきています。また博物館法が改正になり、地域の博物館の役割も不易なものを残しつつ新しい時代に対応することが喫緊の課題とされています。当館では、市民の皆様、ご来館の皆様のニーズに応え、博物館が生涯学習の礎となるよう努めてまいります。これからも皆様方のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
“ここが”もっと好きになる
-シビックプライドを醸成して地域の魅力を発信-
狭山市立博物館の使命
①狭山市の歴史や文化を紹介し、地域の魅力を発信していきます。
②幅広い年齢層の学びを支援し、教育普及、生涯学習の拠点としていきます。
③収蔵資料を活用し、資料の価値を高めていく博物館を目指します。
④学校教育と連携し、質の高い学びを提供していきます。
⑤各施設、機関と連携をし、地域の活性化に努めます。