館長ブログ

若い世代への教育支援 博学連携への取り組み

今年度も小学校等社会科見学、中学校職場体験など多くの学校に博物館を利用していただいています。郷土狭山を知ること、博物館を知ることは、生涯にわたって地域の文化に関心をもつためにも若い時から見聞を広めることはとても大切なことと認識しています。今年は、春に地元の高校生、秋には市内の堀兼中学校や東京家政大学の学生が地域を知ろうという目的で来館しました。中でも堀兼中学校の総合的な学習「地域調べ」では、テーマごとに学芸員、ボランティアの方が講師となって生徒からの質問応答や実演、展示見学等を行いました。各々の生徒は、小学校時の社会科見学と違って、考え方や見方も変わり、時には驚き、時には頷きながら真剣にメモをとり、熱心に学芸員の話を聞き参加をしている中学生を見て、改めてこうした講座を多くの学校に広げていきたいと感じました。こうしたことをきっかけとして自分たちが住んでいる地域に親しみを持ち、郷土の文化に関心をもっていただけたら幸いです。