企画展

令和3年度 春期企画展「収蔵品展 入間川商店街―繋がるモノ・人・街―」

令和3年度 春期企画展「収蔵品展 入間川商店街―繋がるモノ・人・街―」

令和3年度 春期企画展「収蔵品展 入間川商店街―繋がるモノ・人・街―」

江戸期より飯能方面から江戸へと材木を運ぶ途中の“筏宿(いかだやど)”として栄えた入間川町は、明治28年(1895)川越鉄道の入間川駅(現・狭山市駅)開業をきっかけにさらなる賑わいを見せ、入間川商店街として発展しました。明治期は絹織物(斜子織(ななこおり))や生糸の物流で活気づき、昭和初期には稲荷山公園の花見客や霞ヶ関カンツリー倶楽部のゴルファーたちが訪れました。関東三大七夕祭りの一つ「狭山市入間川七夕まつり」では、商店街を中心に狭山市駅から沿道が七夕飾りで埋めつくされ、毎年多くの人が足を運びます。

本展覧会では、当館の収蔵品より入間川商店街の商店で実際に使用されていた道具や看板、商品などの品々を展示・解説します。明治・大正、昭和、平成以降と時代ごとに焦点を当て、時代と共に移り変わる入間川商店街の生活と文化の足跡を辿ります。

商店街にかつてあった店や今も営業している店で使用していた道具・商品などを展示。写真は、昭和期の薬局で使用していた天秤や薬用ビン、看板など。

昭和40年代の入間川商店街地図を拡大パネルで展示。この時期にどんな店があったのかを知ることができる。

企画展の見どころを映像でもご覧ください。↓YouTube動画