学芸員ブログ
トリック3Dアート展ワークショプ みんなで巨大ゆがみ絵をつくろう!
令和5年4月16日(日)トリック3Dアート展ワークショプ みんなで巨大ゆがみ絵をつくろう!を開催しました。
ゆがみ絵とは、引きのばされたり歪んだりした絵が、特定の角度から見ると正常な形に見える絵の技法の一つです。
現在博物館で開催中の企画展で展示している「トリック3Dアート」もこの技法を取り入れているアートなんです。
今回は円筒型の鏡を使った巨大ゆがみ絵(アナモルフォーシス)をみんなで挑戦しました!
まずは、ゆがみ絵、アナモルフォーシスってどうやって描くの?
鏡をどうやって使うの?といった基本から小さいもので一緒に練習しました。
そして本番はみんなで相談しながら巨大なゆがみ絵を描いていきます。
人型のゆがみ絵にチャレンジしました。
引きのばした人の頭や身体、腕が円筒形の鏡に写ると一体どうなるかな?
巨大ゆがみ絵が完成!下がっていた腕が上に上がって不思議ですね!
円筒アナモルフォーシスのポイントは2つ。
「鏡に映る絵は上下左右が逆になる」「鏡で正しく見るためには、鏡のカーブに合わせて歪める」です。
少し難しかったかもしれませんが、みなさん一生懸命ゆがみ絵に取り組んでいました。
ワークショップに参加してくださったみなさん、ありがとうございました!