学芸員ブログ
第14回さやはくフォーラムを開催しました
6月1日(日)に第14回さやはくフォーラムを開催しました。
今回は、 「博物館リニューアル記念ーさやはくたてもの今昔物語」と「江戸時代の初等教育について」の2講座を開講いたしました。
「博物館リニューアル記念ーさやはくたてもの今昔物語」
講師(対談者):北田 雅美(元狭山市職員、一級建築士)
尾澤 栄一(狭山市立博物館館長)
𠮷田 弘(当館学芸員、文化財保護審議員)
開館34周年を迎えた当館について、当時建設にかかわった職員や学芸員、そして現館長が、建物から見る当館の魅力とこれからの博物館について対談形式でお話しいただきました。
外壁のモチーフとなった地元名産の斜子織の実物や、 建設の際の作製された貴重な図面などを紹介いただきました。
「江戸時代の初等教育について」
講師:権田 恒夫(狭山ふるさと会)
江戸時代中期の当時、庶民の教育は、手習所(寺子屋)で「読み・書き・そろばん」を習い、子供たちは普段の生活に役立つ読解力・筆記力・計算力を学びました。手習い教材を読み書きして、庶民の教育を具体的に紹介いただきました。
貴重なお話をありがとうございました。
次回のさやはくフォーラムは11月頃を予定しております。
詳細につきましては決まり次第お知らせいたします。
皆様のご参加をお待ちしております。