学芸員ブログ

企画展関連イベント「大人のための朗読会~土家由岐雄作品と狭山市ゆかりの文学者作品より~」を開催しました。

12月22日(日)「大人のための朗読会~土家由岐雄作品と狭山市ゆかりの文学者作品より~」を開催いたしました。

演者には、狭山市文化団体連合の朗読家の荒川和子さん、小川豊子さん、北川洋子 、張替絹子さんをお招きし、天気も良く冬晴れの中、満員御礼で60名の方にご参加いただきました。

今回は、土家由岐雄の代表作『かわいそうなぞう』をはじめとし、狭山市ゆかりの文学者の作品を朗読していただきました。

津村節子『星祭りの町』では津村節子さんご本人にご了承をいただき、一冊分を30分にまとめた特別バージョンでの朗読でした。

その後、吉野弘『二月三十日の詩』、『虹の足』、『奈々子に』を朗読していただきました。

 

 

 

最後にさねとうあきら『おこんじょうるり』を全員で朗読していただきました。

篠笛演奏もあり、迫力満点の朗読でした。

秋期企画展最終日ということもあり、掉尾を飾る素晴らしい公演でした。

寒い中、多くの方に足を運んでいただき、本当にありがとうございました。

今年は最後のイベントとなりましたが、年明けに冬期企画展 ─ものづくりの街 さやま─「収蔵品展 狭山市の人形」も始まりますので来年も狭山市立博物館を宜しくお願い致します。