2017年10月22日 投稿
「空想の旅人 アンデルセン展」最終日
8月26日(土)より開催の「空想の旅人 アンデルセン展」も
最終日を迎えました。
多くの方にご来館いただきありがとうございました。
アンデルセンは「旅することは生きること」という詩を書いていますが、
後半の生涯のほとんどを旅をして過ごしました。
今回の展示資料の中にアンデルセン愛用の旅行鞄があります。
アンデルセンはこの中に本当に必要な物のみを詰め込んで、
各国を訪れ、素晴らしい作品の数々を残しました。
「私の少年時代は一遍の美しい物語であった。
物は無くても人は幸せになれる。」
アンデルセンは生涯をこう振り返っています。
豊かな創造力。
アンデルセンにとっては一番の財産だったのかもしれません。
物に溢れた生活になれてしまった自分自身に、
大切なことを教えてくれました。