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狭山市

2020年02月

20200211 投稿

「日本刀の美」実演‟職人の技”①研師(下地研ぎ) ②刀匠 ➂研師(仕上げ研ぎ) ④鞘師

「日本刀の美」の関連イベントとして、日本刀作製に携わる職人の実演を4回開催しました。
申込み開始日にほぼ満員になるほど好評でした。

令和2年1月19日(日)午後、実演“職人の技① 研師(下地研ぎ)”
今回の企画展にご協力いただいた、狭山市在住の日本刀研師 森井鐵太による
「下地研ぎ」の実演を行いました。
下地研ぎは、刀身の姿形を整え、刀の肌を美しく見せる作業です。

今回使用する砥石や道具です。

作業の様子です。集中されるとピリッとした空気になります。

作業工程での状態の変化を間近で見てもらいました。

子ども達も興味津々‼分かるかな?

 

2月2日(日)午前、実演“職人の技②刀匠”
刀匠 石田國壽氏による日本刀の作製作業の中で、刃文をつける「土置き」と作者名前を彫る「銘切り」の実演を行いました。

日本刀の製作方法について画像と図解で説明しました。

刀身に土を塗り焼くことで刃文が現れる「土置き」の作業の様子です。
体験もしてもらいました。

刀の持ち手の部分である茎に作者の名前を彫る「銘切り」の作業です。
体験では、鏨と金槌の使い方と力加減が難しかったようです。

材料と道具もお持ち頂きました。

 

2月2日(日)午後、実演“職人の技➂研師(仕上げ研ぎ)”
研師 森井鐵太水田吉政氏による「仕上げ研ぎ」の実演を行いまいした。
仕上げ研ぎは、刀身をより美しくするため、艶をだす作業です。

森井氏と水田氏は師匠と流派が違うので、使用する道具や方法が少し違います。
水田氏は砥石を砕いて使う「砕き地艶」、森井氏は砥石を和紙で貼る「張り地艶」で作業します。

地鉄に黒い光沢をだす「拭い」という作業では、酸化鉄と油を混ぜたものを塗ります。
これも配合方法が各自違うそうです。

刃文がよく見えるように白くする「刃取り」という作業です。
同じ作業でも刃の向きが違うのが解りますか?

間近で作業後の違いを確認してもらいました。

 

2月9日(日)午後、実演“職人の技④鞘師”
鞘師 森井敦央氏による刀身をおさめる「白鞘」の作製実演を行いまいした。
森井鐵太氏の実弟です。

最初に刀に関わる職人と鞘師の仕事をパネルで解説。

鞘をつくる為の材料の選び方や準備を紹介。

何種類もの鑿や鉋を使って、鞘を作ります。

実際に鉋かけの体験も行いました。

 

ご参加の皆さんも、ほとんど目にする事のない職人の作業を熱心に見学され、質疑もたくさんありました。
刀剣に関わる4名の職人の方には、お忙しい中ご協力頂き有難うございました。