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狭山市

2017年07月

20170702 投稿

狭山台公民館の「童句翁忌句会」

狭山台公民館で開催された「童句翁忌句会」に参加させていただきました。

こちらの会は平成十三年の童句創始者である土家由岐雄氏の三回忌に始まり、 今年で17回目となるそうです。
狭山市をはじめ所沢市や入間市の方22名が選者となり投句された句から素敵な作品を選びました。

特選の作品をご紹介します。
  新入生 夢を詰め込む ランドセル
 ユニホーム 踊る物干し 春一番
どちらの句も楽しそうな子供の姿が目に浮かびます。

参加者で、童句は「心が自由に遊べる」と仰っている方がいました。また、この会が「七夕さまと一緒で年に1回必ず来るもので楽しみにしている」という話も伺いました。どなたにとっても童句の存在がとても特別であることが感じられる印象的なお話でした。

「童句の狭山 第3号」には土家由岐雄氏の『童句作法』という文章が掲載されています。こちらには童句は「失った童心を取り戻すのですから、心身共に若返って、容貌にあどけない美しさが現れてきます。」と書かれています。今回の参加者の皆さんは、どなたも表情が生き生きとしてとても素敵な笑顔にあふれていました。童句の不思議な力で心身共に若返った皆さまと共に、私自身も狭山市発祥の童句を盛り上げていきたいと思います。

今回ご招待くださった童句振興協会会長の広沢一岐先生と狭山童句研究会会長の渡川誠さんに感謝いたします。

「第二回 童句コンクール」も募集を開始しました。
多くの皆さまに童句の素晴らしさを伝えていきたいと思います。

 

 

20170702 投稿

「山下清とその仲間たちの作品展」 石川謙二君

来週7月8日(土)より「山下清とその仲間たちの作品展」を開催します。
山下清は千葉県市川市の知的発達障害児入園施設「八幡学園」の愛情あふれる教育のもと、貼り絵や絵画の才能を開花させました。その学園の仲間の石川謙二・沼祐一・野田重博もまた、障害を乗り越えて心に響く作品を残しています。

仲間たちの一人の石川謙二君(1926~1952年)は浅草の浮浪児でした。
言葉や数の概念はなく、体も小さく痩せていて、重い障害を抱えていました。右目はほとんど見えず、昭和十八年(17歳)には左目の視力も減退しました。

石川君の生き生きとした生活感あふれる絵には、いつも人物がたくさん描かれています。にぎやかな光景。でも、不意に町の中で、一人で立っている石川君の姿が心に浮かびます。浅草で人を見て育った石川君の孤独や不安、そして憧れ。石川君の作品から“人恋しさ”を感じた時、切ない思いがあふれ、胸が熱くなります。

石川君の生命力を感じる作品。
「山下清とその仲間たちの作品展」でぜひご覧ください。